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ダイビング初心者の耳ぬき 耳が痛い・抜けない完全解説

ダイビング初心者の耳ぬき 耳が痛い・抜けない完全解説
初心者向け / 悩み解決シリーズ vol.1

ダイビング初心者の
「耳が痛い・抜けない」を
完全解決する方法

初心者の約8割が体験する「耳抜き」の悩み。
原因から正しいやり方、NGポイントまで丁寧に解説します。

📖 読了目安 約5分 📅 2026年5月更新 👤 初心者向け

耳抜きとは?なぜ必要なのか

ダイビングで水中に潜ると、水深が深くなるにつれて水圧がどんどん強くなります。鼓膜の外側(海水側)にかかる圧力と、鼓膜の内側(中耳)の空気圧に差が生じると、鼓膜が押し込まれて耳の痛みが発生します。

この圧力差を解消するために行うのが「耳抜き」です。耳管(じかん)という鼻と耳をつなぐ細い管を使って、中耳腔に空気を送り込み、内外の圧力を均等にします。

水深10mごとに1気圧ずつ圧力が増します。たとえば水深5mでもすでに1.5気圧。体験ダイビングの水深(5〜12m)でも耳抜きは必須スキルです。

飛行機の離着陸やエレベーターで耳がツンとする経験、ありますよね? あれと同じ現象です。ダイビングは圧力変化がより速く大きいため、意識的に耳抜きをする必要があります。

初心者に耳抜きが難しい理由

「耳が抜けず、ダイビングができません」と相談に来られる方の大半は、耳抜きのメカニズムを正しく理解していないか、正しくできていないだけです。本当に耳に問題がある人はごくわずかです。

うまくできない主な原因をまとめました。

鼻炎・花粉症・風邪
緊張・ストレス
耳抜き方法が間違っている
体調不良・睡眠不足
マスクが顔に合っていない
潜降スピードが速すぎる
水温が低い(血行不良)
力みすぎている

インストラクターより

「耳が抜けない方のほとんどは、正しいアドバイスをするとすぐにできるようになります。諦めずに練習しましょう。」

3つの耳抜きの方法

耳抜きには主に3種類の方法があります。自分に合った方法を見つけることが大切です。

1

バルサルバ法

鼻をつまんで、やさしく鼻に圧力をかけて息む方法。最もポピュラーで初心者にも覚えやすいが、力みすぎに注意。

2

フレンツェル法

鼻をつまんで舌の奥を上に持ち上げる方法。深いところでも効きやすく、中・上級者に人気の方法。

3

トインビー法(嚥下法)

鼻をつまんだまま唾を飲み込む方法。自然な動きで耳抜きできるが、向き不向きがある。

⚠️ どの方法も「力を入れすぎない」ことが大原則です。強すぎる圧力は鼓膜や内耳を傷めるリスクがあります。ゆっくり、じんわりと空気を送り込むイメージで行いましょう。

正しい手順・コツ

潜る前から耳抜きの準備を

  • 1
    潜る数時間前からゆっくり耳抜きを繰り返す 耳管を事前にほぐしておくことで、水中でもスムーズに抜けやすくなります。
  • 2
    陸上で「パッ」と音がするか確認する 唾を飲み込んで両耳から「パッ」「ピッ」という音が聞こえれば耳管が開いているサインです。
  • 3
    水面でも一度耳抜きをしておく 潜降を始める前に水面で耳抜きをしておくと、耳管が膨らみ最初の潜降がスムーズになります。

水中での正しい耳抜きの手順

  • 痛くなる前にこまめに耳抜きをする 1mごと、または耳に少しでも違和感を感じたらすぐ行うのが鉄則。痛みを感じてからでは遅い場合があります。
  • 顎を前に出すか、頭をやや上に向ける 耳管が開きやすい姿勢に調整することで、耳抜きがしやすくなります。
  • 抜けなければ少し浮上して再チャレンジ 無理に潜り続けず、少し浮上してから再度試みましょう。それでも抜けない場合はダイビングを中止する勇気も必要です。
  • 鼻炎や風邪のときはダイビングを控える
  • 休憩中にガムを噛むと耳管がほぐれやすい
  • ノーズポケットが鼻に合ったマスクを選ぶ
  • 緊張しないようにゆっくり深呼吸する

やってはいけないNGポイント

❌ 痛みを我慢して潜り続ける
鼓膜穿孔(こまくせんこう)や内耳障害につながる可能性があります。痛みは「今すぐ浮上してください」のサインです。

❌ 思い切り力んで耳抜きをする
強すぎる圧力は内耳を直接傷めます。飛行機の耳詰まりを治す感覚で、やさしく・じんわりが正解です。

⚠️ 体調が悪いときは無理しない
鼻炎・花粉症・風邪・睡眠不足のときは耳管が腫れて耳抜きがしにくくなります。当日の体調を最優先に判断しましょう。

よくある質問

Q 耳抜きが全くできない場合、ダイビングはできませんか?
A ほとんどの場合、練習と正しい方法の習得で解決できます。まずはインストラクターに相談してみてください。本当に耳に問題がある方は非常に少数です。
Q 耳抜きはどのくらいの頻度でやればいいですか?
A 痛みを感じる前にこまめに行うのが基本です。目安は1m潜るごと、または水深が変わるたびに1回。特に最初の5mは圧力変化が大きいので注意が必要です。
Q 耳抜き後に耳がおかしく感じます。大丈夫ですか?
A 軽い違和感は圧力調整が行われた証拠でもありますが、痛みや耳鳴り、めまいが続く場合は耳鼻科を受診してください。ダイビング後の飛行機搭乗も減圧症のリスクがあるため控えましょう。
Q 子どもや高齢者でも耳抜きはできますか?
A 年齢による基本的な差はありませんが、体調や耳管の状態によります。不安な場合は事前に耳鼻科で相談しておくと安心です。

まずは体験ダイビングで試してみましょう

インストラクターが水中でサポートするので、
耳抜きが不安な方も安心してご参加いただけます。

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